キタオの想い
企業活性化と「産学連携」について
2014.04.01
アベノミクスの恩恵なのか就職活動にとっても氷河期的状況を脱し、内定も順調との噂を耳にします。 企業の業績や就職活動が上向きな状況の継続を願っているのは皆に共通するところでしょうが、景気が「気」の問題だけに一抹の不安は拭えません。
しかし、20年近く続いたバブル崩壊後の低成長時代は、働くことに対する意欲までも削いでしまったのではないかと不安を感じます。 働くことへの意欲は、いくら経済状態が好転しても、直ぐには意欲回復への特効薬とはならないでしょう。
就職活動が活発に行われる中、当社もご多分に漏れず採用活動を進めております。就職状況の回復に合わせ、自分が望む職種への就業が出来る様になれば、更に仕事への意欲も増し企業での安定就業に繋がるのではないかと思います。
自分が望む職業に就くことができず、短期で離職してしまうのは、キャリアに傷がつくというか、一定の人生の時間を無駄にしてしまったとも言えるのではないでしょうか。
そんなことを考える中、寝屋川市にある摂南大学殿のある研究室との交流の機会に恵まれました。 就職活動を行う学生諸氏にとっては、会社説明会に参加しても、その企業のある一面しか知ることが出来ないでしょうし、企業でどの様な仕事が、どんな方法で行われているのかも実感することには繋がらないと言えます。
大学の研究室との交流は、単に当社への就業を促すだけでなく、交流できた学生諸氏にとって、こんな仕事をしてるのだと実感を持って戴ける様になれば最高だと思います。
また、会社にとっても、仕事での外部との交流とは違い、異文化と接する機会として非常に重要だと感じています。 先般開催した摂南大学の研究室との懇親の場では、普段の社内の懇親とは違った盛り上がりがあり、互いに良い刺激であったのではないかと想像しています。
これからも継続的な交流を深めて行ければ、真の意味での「産学交流」が実現し、「産学連携」の大きな成果に繋がると大いに期待しています。