キタオの想い
今すぐできるSEアプローチ:インタビュー編(6)
2014.03.01
システムアプローチに於けるインタビューのトリガーは、「どうしたい?」と云うことよりも、「問題、課題」の認識を入り口にするのが判り易いと感じる。 何故ならば、こうなれば良いと言うことについては通常漠然とイメージしているものであるが、不都合なことや、おかしいと感じることは、具体的に意識していることが多い。 また、不都合なことが解消された場合、良くなったと言うことが強く印象に残る筈である。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ と云う解説を、以前に記した。
この様な意味から、顧客へのシステムアプローチに於いて、業務分野を絞った上で、 ・当該業務の概要(業務機能)の把握 ・認識しておられる『問題点』の抽出 というアプローチを行うのが、比較的たやすい。 前述の様に、顧客の「在庫管理業務」を例に採り、問題点抽出のインタビュー例を解説したい。
≪ 準備すべきインタビュー内容 ≫
1.紳士ズボン縫製卸における在庫管理業務概要の把握
2.在庫管理業務における改善すべき問題点の把握
㈱キタオ 北尾隆夫